新入社員心得
〜 外資系企業新入社員、入社後の基本的な心構え 〜
夜のつきあいがない体育会と思っておけば間違いない!
確かに夜のつきあいは、多くないようです。たまに居酒屋が好きだという変な外国人もいるようですが、その割合はとても低いです。そもそも、日本の居酒屋には、白子やイクラ、納豆等々、多くの外国人が食べたがらない食材ばかりです。夜は外国人同士の集まりがあったり、習い事やフィットネスといったプライベートを大切にするので、夜のつきあいは少ないはずです。しかし、そのことで、外国人のボスは合理的なのだと判断してしまうのは早計です。実は、外国人のボスは、体育系的なところがあるのです。最終的に、部下に対する全ての権限を持っていると考えていますから、言うことを聞かない部下の処遇に手を付ける事への躊躇があまりないのです。また、その上下関係を絶対的なものだと考えており、それを乱す人間は不要との判断を下します。
「イェッサー」 歯切れのいい返事を心がけよう!
体育会で先輩からの指示に従うように、ボスからの依頼には、すぐに反応するように心がけましょう。ボスも人間、気持ちのいい返事が大好きです。
もちろん、ボスに対して意見を述べることは大切なことであり、意見を主張しないことは仕事をやらない、やる気がないと見なされます。自分の考えがあって、ちゃんとした裏付けのあるアイデアであれば、一度は主張してみるのもよいでしょう。しかし主張することと、自分の主張をまげないということは違います。主張に対して、ボスの決定が違う判断であれば、それに従うことを求められます。自分が上げた意見に対して、ボスが一度「ノー」と言ったら、それはノーなのです。それでも主張を続ける部下に対して、ボスは「この人間は指示に従わない」と判断します。そして、その先にあるのは「今までありがとう。次の職場での君の活躍を期待しているよ!」という別れのシーンなのです。
日本の企業では、上司が「ノー」と言っても、なかなかそれに従わなくとも許される風潮もあります。表向き「わかりました」と言って、曖昧にごまかしたり、ずるずると先送りにしたりすることも大目に見られがちです。しかし、外資系では、そのような甘い期待はしない方がよいでしょう。男性のボスであれば「イェッサー!」と歯切れのよい返事をすることを心がけていれば喜ばれるかもしれませんよ!
所属のポリシーを理解しよう! 全体の調整は必要ない!?
これは、組織のことを考えれば、すぐに理解できる話です。ボスになる人間は、自分の部の成績を上げる、結果を出すという明確な評価指標を与えられています。それが、ボスが生き残るための判断基準でもあるのです。ボスは、自分が与えられたミッションを果たそうとしますよ。そこへ、「全体的に・・・」という話を持ち出してしまうと、そのボスの思いを無視してしまうことと同じです。ボスが、まずは自分のミッションを果たそうとするのは、当然のことでもあるのです。
反応重視 なにがあっても直属上司からの仕事を優先しよう!
直属するボスからの指示に対してはスピードが大切です。まずはスピードです。どんなに“いい仕事”をしていても、スピードが遅くては、評価されることは少ないでしょう。これは、短期間で成果を出さなければならない外資系企業であれば、当然のことでしょう。ボスからの指示には、スピードを優先して答えるべきなのです。
その観点から、どの仕事が重要で優先されるべきかというプライオリティ付けも、会社全体での効率を考える方が良い場合と、そうでない場合があります。ボスから依頼を受けた仕事を、本来的な仕事としての重要性を判断するのは、あまりよいことだとは言えません。ボスの仕事を後回しにして、別の仕事をやっていると、ボスは「こいつは、自分が依頼した仕事をやっていない・・・」と考えてしまうかもしれないのです。このとき、ボスの仕事の方がプライオリティが低いと説明すればよいと思われるかもしれません。でも、考えてみてください。部下から、「あなたの仕事の方がプライオリティが低いので・・・」と言われたとしたら、どう思いますか? その部下の説明に納得したとしても、おもしろくない気持ちが生じるのではないでしょうか。そう考えると、ボスにとっての必要度が、自分の仕事のプライオリティだと解釈して、進めるのが安心なのではないでしょうか。
なお、あまり早くやりすぎると、その仕事は簡単な仕事で、すぐにできるものだとの誤った印象を与えてしまうこともあります。「大変な仕事だが、頑張って早くやりました!」というプレゼンテーションをすることや、ときには時間をかけてやることも良いかもしれません。
部下の数を増やしておこう! 問題が起きたときに有効
可能であれば、部下を複数抱えている方がよいでしょう。もし、部下の数が少ないのであれば、少し増やしておくこともよいかもしれません。何か問題があったときの原因として、責任を分散できるかもしれません。良い悪いは別にして、取り替え可能な部分が多いほど、そこに理由を主張することができるのです。
チームワークの効果が最高度に発揮されるような個人プレーを心がけよう!
外資系企業では個人プレーが全てのような印象もありますが、組織として動いている以上、チームワークも大切になってきます。日本的なスタイルが「チームの為に、自分を」であるとすれば、外資系では「自分のためにチームがあって、チームの為に自分がある」といった感じかもしれません。

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