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外資系の管理職

〜 外資系の管理職の特徴と影響 〜

プレゼンテーション重視派

 社長の特徴でも説明した通り、外資においてプレゼンテーションスキルは大変重要です。プレゼンテーションがうまくなければ、能力が低いと見なされてしまうことが多いのです。

 そこで、多くの人々は面接時で自分が持つプレゼンテーション能力を最大限発揮し、自分をアピールするために最大限の努力を払います。
 実際に、インタビューの僅か数時間でのアピールが、年俸を大きく左右することを良く知っているからです。

 プレゼンテーションの準備が必要ですが、数時間一所懸命頑張って、上手く自分自身をアピールする事ができれば、それで年収が百万円単位で変わってくる場合もあるのです。

 翌年の年俸を決定するために、一年間の仕事を評価するときにも、アピール力で昇給額が決まってくることも少なくなくありません。
 外資の中で転職し出世していくためには、常にアピールに力を入れなければならないため、アピール度の高い仕事のみを好むようになる傾向があるのです。

このタイプが上司になると
プレゼンテーションにポイントを置く人は、入社後、常に、目立つ仕事や上司の受けが良い仕事をやりたがるので、部門としての仕事のバランスがおかしくなりがちです。このため部下は他部門との間の調整の苦労が増えがちです。



絶対服従、提灯持ち派

 あまり多くはありませんが、時々見かけるのがこのタイプです。
 相手に会わせる事に長けており、常に相手の話を受けて、それに合わせた話題展開で話しを進める事ができる人です。また、話の所々に日経ビジネス等から引っ張ってきた最新のキーワードを入れることで、高いスキルを持つという印象を与えようとします。

 これにより、インタビューする側(採用側)が、気持ち良くなってしまい、勘違いして採用してしまうケースがよくあります。
 例えば、上司の趣味を把握し、常にその分野の最新情報を収集することにより、生き残りを目指す人々です。

このタイプが上司になると
トップの何気ない一言に右往左往し指示内容を変更する管理者に引きずられ、部下も右往左往の連続となる。いざとなるとその部下に責任だけ押しつける可能性もあるのでうかばれません。



傲慢派

 自分に自信があり、その自信が外にあふれ出てくるタイプです。実際に、仕事を進めるスキルがあれば「できる人」に分類されます。
 しかし根拠のない自信に基づいており、上手く仕事を進める事ができないと、ただの傲慢でしかありません。

 この「傲慢な人」と「出来る人」を、インタビューの間だけ見極めるのは困難であり、弾みで採用され入社する場合がよくあるようです。

このタイプが上司になると
このタイプの上司は突然いなくなることがあります。
ある朝、メールや内線でトップや人事に呼ばれ、数時間後荷物を整理して出ていってしまいます。

それ以前から、周囲が「そろそろ危ないのでは」と気づいていても、本人は自分に自信があるため全く気が付かず、直前まで部下と一緒に今後のプランを練っていたりすると、結構悲劇です。



仕事ができる派

 仕事ができる人であれば、仕事を地道にやっていくことにより、ある程度の評価を受ける事ができるようです。

 ただし、自分をアピールする術に長けていないと、目立たない仕事が回ってくる事が多く、例え目立つ仕事をしたとしても、自分以外の人の成果にされてしまいがちなようです。苦労の割に報われないタイプです。

 その状況を打破するためには、上へのアピール性が高い仕事をやらざるを得ません。
 結局アピール型に転換するしかなく、そのままでは長期間、外資系企業で生き残ることは難しくなります。外資系には向かないタイプと言えるかもしれません。

このタイプが上司になると
 仕事に対する方針が安定しているため、部下(スタッフ)は仕事をやりやすくなります。反面、重要な仕事を担当したとしても、上へのアピールが弱く、チームとしての評価が高まらず、給料等待遇面に反映されない可能性が高くなります。



資格、高学歴派

 米国人は、実は日本人同様学歴及び前職の社歴に弱いのです。しかも、それは自分自身が理解できる範囲に限られます。  そのため見た目が華やかな履歴書(レジュメ)に惑わされがちです。  管理職には、社長(トップ)が履歴書に惑わされて、入ってくる人が少なくないのです。

 前職が米国の大手企業であれば、それだけで仕事ができそうだと判断されることも多いです。
 このためか、世界的規模の外資系企業を転々とする人が多くなります。このタイプには、当たりはずれの差が激しいようです。


このタイプが上司になると
仕事が出来る上司が来たら幸せです。そうでなかったら全ての尻拭いを覚悟しなければなりません。
このような特徴のうち、どれかひとつが際だっているため採用される人が多いようですが、状況に応じて複合的に使い分ける人もいます。




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