上司は外国人!?
〜 外資系企業の外国人の上司を喜ばすための心構え 〜
判子をつくってあげよう
判子は外国人にとって興味深いアイテムです。日本への滞在がはじめの外国人であれば、自分の名前が入った判子は、その値段に比べ、嬉しいプレゼントのようです。
この判子に入れる名前ですが、カタカナでもいいでしょうが、無理やり漢字を当てはめて上げるとボスの喜びがアップしますよ。漢字ブームということもあり、外国人は漢字にオリエンタルな気分を感じるようです。適当な漢字を当てはめ、その漢字の意味を説明してあげるとたいそう喜ばれます。
例えば、『マイケル』というサッカー好きの上司であれば『真偉蹴瑠』とかいった感じでしょうか。
アピールのためのミーティングを開催しよう
なんと言ってもボスが喜ぶのは、自分の部下がちゃんとやっている姿を見ることです。日本人はアピールが下手だと言われますが、無理にでもアピールの場をつくるということも大切です。
ちゃんとやっていることをアピールするための場を強引に設定するのです。例えば、ミーティングを開催しているのであれば、その場にボスを呼んでみましょう。そして、ボスからのコメントをもらうのです。「このミーティングは任せるから、ちゃんとやっておいてくれ」ということであれば、以降は、結果を報告するだけでよいでしょう。一度でも参加してもらっておくことで、ミーティングのイメージが湧きやすく、報告したときに、ちゃんと仕事をやっている感が伝わりやすくなりますよ。
とにかくこまめに進捗報告会を開催しよう
日本の学校や会社で大切なこととして「ほうれんそう」という言葉があります。報告、連絡、相談の重要性を説くときによく聞かれるフレーズです。しかし、これは国内系企業に限ったことではなく、外資系企業でも、その重要性は変わりません。
日本の企業であれば、こまめに進捗を報告しておくことは、何かトラブルがあったときのリスクの共有や回避のためにも、大切だと言われがちです。一方、外資系であれば、やっていることをアピールするという場という側面も無視できません。
日本人同士であれば、同僚や他の上司などとの会話などを通してなんとなく伝わってしまう仕事ぶりですが、上司が外国人の場合は、言語やコミュニケーションなど様々な理由で伝わりにくくなります。そこで、こまめな進捗報告が、仕事の内容そのもの共有はもとより、懸命に仕事に取り組んでいる姿勢を伝え、「やっている感」を強くアピールすることにもなるのです。
アピールのための分析レポートをつくってみよう
アピールのための分析レポート、これも上述と同じ理由からやってみる価値はあるでしょう。
分析レポートと言われても、何をつくればいいのかわからないとおっしゃられる方がいるかもしれません。極端に言えば、レポートの内容は何であってもいいのです。自分がやっている業務の基礎的なデータをまとめたり、業務上の気づきを整理したり、課題を自分なりに分析してみたり。どのようなレポートであっても、真剣にやろうとしている姿勢、業績アップに向けて取り組んでいる姿勢が伝われば、まずは合格でしょう。
もちろん、ボスのレベルに合わせる必要があります。ボスのレベルがあまりにも高い場合には、それに合わせて、ちゃんとしたものを提出しないと駄目ですよ。
ホテルを借りて、大々的なパーティーを開催しよう
自宅でやるパーティーではなく、業務のお披露目のためのパーティーです。何か新しいことがうまくいったり、大きな契約がとれたりしたらパーティーを開催するのです。その場には、もちろんトップから自分の直属のボスまで全員を呼びます。だれでも華やかな目立つ仕事からはいい印象を受けますし、開催者に対する評価にも影響するのです。
大きな変化がない仕事であっても、年に一度のパーティーの場をセッティングしてみるのも楽しいですよ!
定期的なミーティングの名前を変えてみる
もちろん中身を変えなければ意味はないですが、自分のボスがすべてのミーティングの中身を把握しているわけではありません。名前さえ変えてしまえば、新しい仕事として印象付けるのは簡単です。ミーティングの頻度や実施タイミング、内容はそのままで構いません。ミーティングのタイトルを変え、そのミーティングの目的を説明するだけで、新しいことをやり始めたとアピールすることができるのです。
まあ、ミーティングのテーマが変われば、自然とミーティングの内容もテーマに沿ったものに変わってくるはずだと、強引に言えなくもないですが・・・
アピールのために定期報告会における資料の名前を変えてみる
ミーティングの話と同じですが、定期的に提出する資料のタイトルを変えるだけで、新しく仕事をやったとの印象を打ち出すことができます。それまでの資料は表紙がついておらず、バラバラだったのであれば、それをひとつにまとめ、表紙を付けることで、全く違ったレポートのイメージを打ち出せます。余裕があればページの組み方や見せ方に手を加えてもよいでしょう。
コンサルタントも、そのようにしてレポートを使い回しているとか、いないとか・・・
数字がすべて、目立たない仕事は避けよう
仕事にはいろいろあります。外国人のボスを喜ばせるためには、仕事の成果に見え方によって、どの仕事を優先すべきかを決定することが大切です。そこでのポイントは、成果を見せることができるかどうかということになります。さらに言うと、見せることができても、それを紙面で伝えることができないとインパクトが弱くなります。「生産効率が改善した」のではなく、「売上が○○%あがった」と数字で示せることが大切なのです。
たばこを吸う上司だったら、自分も吸おう
あまり見かけませんが、まれにタバコを吸う外国人もいます。このようなときには、部下としては、タバコを吸うように心がけたいものです。連れタバコのメリットは、ボスとの心理的な距離を縮めることや情報交換などでしょう。外資系企業であれば、喫煙スペースは別に用意されているはずですから、そこでボスと二人でタバコを吸いながら、情報交換することができます。自分の立場を強固にするために、これほどのチャンスはありませんよ。
わかっていることを議論してみよう
満足感をくすぐることは大切です。自分がわかっていることであっても、ボスがわかっていないことであれば、議論してみることが大切です。説明するのではなく、議論です。その議論を通じて、ボスにわかってもらうと同時に、一緒に考えているという満足感をつくりだすのです。自分がわかっているからと不用意にボスに説明すると、ボスがおもしろくないと感じる可能性があります。その結果、ボスが別の見解を持ってしまい、その後のフォローに苦労するということがないよう十分注意しましょう。
有名コンサルを使おう!
仕事をやるのに、ちょっと大変だな、めんどくさいなと思ったときには、迷わず、無理をせず、外部のコンサルに依頼しましょう。外部のコンサルを使うときに、自分の能力が低いからと考える必要はありません。仕事の効率を上げるために、専門家という外部の資源を使うのですから何の躊躇も必要ありません。堂々と使えばいいのです。
このとき、カタカナ(外資系)コンサルを使うとよいでしょう。
カタカナコンサルはプレゼンが上手です。英語のプレゼン要員も抱えていますので、仕事は意志を伝えやすい日本人とやって、プレゼンのときにだけ外国人にやってもらうということも可能です。このとき実際に仕事をやってもらった日本人コンサルは、質疑応答ぐらいは十分対応してくれるはずですから、何の問題も生じないはずです。
ポジティブシンキングに徹しよう
少なくない米国人は、ネガティブなことをポロリと言うと、「おまえは、病気か」「疲れているのではないか?」とよけいな勘ぐりをするほど、ポジティブシンキングだったりします。これは、どうやら成功法則などの考え方から来ているようなのですが、“思考は実現”すると真剣に考えているようです。その思いこみから、ネガティブなことを言う人間は、ネガティブなことを求めていると考えてしまうようなのです。
いずれにしても、ネガティブなことを言われて喜ぶ人間はいないので、外資系で働く以上、どんなことでも、ポジティブに考え、ポジティブに伝えましょう。
悪いところはすぐに入れ替えよう
もし自分に部下がいて、その部下が仕事に失敗したら、どうしますか? 才能がある人物だったらフォローしてあげるのものよいでしょう。そうでなく今の仕事が向いていないようであれば、早めに決断を促してあげるのも大切です。
えっ、人を入れ替えるのは罪悪感がある? なに躊躇する必要はありません。それが仕事なのです。悪いところを変えて、成果を出すのが仕事なのですから、堂々とやりましょう。部下の将来を考え、早めに次のキャリアプランに移るようにしてあげるのも決しておかしなことではありませんよ。
問題が起きたら、すぐに改善のための手を尽くすことも、ボスが求めており、ボスが喜ぶことなのです。

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