外資系の本
〜 外資系を知るための本 〜
外資系企業への転職を考えるときや、外資系企業で既に働いているけどしっくりいっていないときなどに役立つ本を紹介します。
これらの本は、本プロジェクトのメンバーが以前から持っていたものから、本HP立ち上げにあたって新規に入手したものまでです。
もちろん、本HPを作成する上でも、大いに参考にさせていただきました。
本を読んだプロジェクトメンバーの感想は、「やっぱりどこも同じだ・・・」というものから、「もっと早くこの本を読んでおけばよかったです。そうすれば、余計な失敗をしなくてすんだのに・・・」というものまで様々でした。
ただ、どの本にも共通しているのが、結局のところ『企業は人なり』ということで、同じ仕組みでも、そこに介在する人間しだいでどうにでもなるということです。
メンバーの代表的な感想をのせておいたので、選ぶときの参考にしてみてください。
図解 外資系の給料 遠藤仁 日刊工業新聞社
外資系の賃金の仕組みに詳しいです。外資系に入社する前に、この本を読んでおけば、給料のことで無駄に悩む必要がなくなります。外資系に在職中の方でも、給料の仕組みがよくわからなければ、この本を読むと、給料アップにつながるかもしれませんよ!!
なお、特定の業種や企業の給料水準がわかるものではありません。
こうすれば成功する 外資系企業への転職 新将命 澤田欽二 アルク
1999年1月出版ですから、それ以前の外資系がもてはやされていた時代に書かれた本なので、外資万歳的要素が強いです。外資系企業への転職の勧め的な感じで、外資の負の部分にはあまりふれられていません。
しかし、著者のお二人が、外資系企業のトップを努めてこられた方なので、日本人トップの考え方を理解するのにとても役立ちます。
外資系企業が欲しい人 欲しくない人 ポール・ゴールドスミス メタモル出版
外資系企業の日本法人のトップとしてきたのち、日本で人材派遣業を立ち上げた、英国人社長が著者です。
日本人の見方と外国人の見方の両方の視点から書かれた本であり、極端な事例を誇張するのではなく、冷静に書かれています。外資系企業の本音に近いの部分の話にも触れられているので、外資系の理解に役立ちます。
本書を読んでいると著者の会社に勤めたくなってきてしまうという難点もありますが・・・
外資の常識 藤巻健史 日経BP
タイトルだけを見て、中身を想像して買うと失敗します。
債権や為替のディラーとして世界的に有名な著者が書いた金融の視点からの本です。三部構成になっており、身の回りのできごと、金融・為替マーケットの用語説明、マーケットの読み方に分かれています。
全体の2/3は、著者の身の回りのできごとで、外資系金融機関の職場でのできごとなどがをおもしろおかしく書かれています。外資系金融の雰囲気を知るためには格好の一冊かもしれません。
外資な人たち 楡周平 講談社
外資系秘書の身の回りにおきる摩訶不思議なできごとの数々、工場建設プロジェクトにやってきた外国人マネージャーのもとで苦労する日本人、ヘッドクオーターの突然の方針変更に右往左往する日本人等々、いかにも外資系企業でおこりそうなできごとのオンパレード。これらを実際にあった話に基づいて読み物的にまとめてあります。
文庫本なので、軽い読み物として楽しみながら、外資の雰囲気を知ることができますよ。
中央公論新社刊行の単行本とこの文庫本版があるので注意してくださいね。
「売れる人材」「売れない人材」の見分け方 小松俊明 PHP研究所
サブタイトル通り外資系ヘッドハンターが書いた本。
ヘッドハンティングによる転職の事例が豊富で、ヘッドハンターがどのような考え方で動いているのかがわかります。また、良いヘッドハンターと悪いヘッドハンターの見分け方なども述べられているがおもしろいです。
リストラによる事例や転職貧乏などについても書かれており、読者が今後どのように自分の仕事と向き合っていくべきか考えさせられる一冊です。
ヘッドハンターを利用している、また今後利用するのであれば、是非一読すべきでは。
バナナと呼ばれる男たち 佐藤尚爾 四海書房
バナナのように、見かけは黄色人種だが、内面は白人化している日本人を中心に、外資系企業の職場内のシステム、人間関係のグローバル化の難しさをいろいろな側面から描いています。
10年近く前に書かれており、内容の一部に古さを感じますが、日本が国際社会との関係を深めていくときに、英語を使える日本人がどのように活躍してきたのかがわかりますよ。
これを読むと、良い面も悪い面も含めて外国人上司とのコミュニケーションの重要性と難しさが実感できます。
ネイテェイブ並に英語ができる人が読むと、会社内でどのように振る舞うべきなのか勉強になるかも。
外資系で働けますか 斎藤貴男 光文社
現在の外資の実体を幅広くカバーしている本。
外資人気の実体、外資の光と陰、本当に必要な能力などについて書かれています。
外資はどのような文化・思想で、どのような考え方に基づいて動いているのかがわかります。例えばアメリカ系の外資について、なぜ金儲け万歳になるのか『カルバン主義』を引用し説明していますが、確かにこの思想で、いろいろなこ外資の振る舞いが理解できるから、おもしろいです。
また実力主義といいながら、実際には”ごますり”が重要になることなど、少なくない外資勤務経験者が持つ実感も入っており、本プロジェクトメンバーの評価も高かったです。
履歴書の書き方等直接役に立つ内容ではないですが、外資で働くにあたっての心構えをつくるために読むべき一冊です。
実力主義という幻想 前田良行 時事通信社
日本の金融機関と外資系金融機関で長年に渡って実績をあげてきた経験を持つ著者による本。
不思議なことに、日本の金融機関とその他業種には、大きな文化の違いがあるが、外資系においては、金融機関とその他の業種の違いが大きくないことがわかる。書かれている内容の多くが、他の外資系企業本と同じを含んでいます。
実力主義はタテマエである等、全般に辛口で著者の見解を示している。日本企業と外資の違いを、ボクシングと相撲の違いと表現している点など、なるほどとうなずかされる部分も多い。
日本の金融機関に勤めている人や外資系の金融に興味がある人はもとより、外資系に関心がある人であれば、おもしろく読めるのではないでしょか。

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